肺炎とは

肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす疾患です。呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどのために免疫力が落ちている時など、感染力が防御力を上回った際に、病原微生物が上気道から下気道、そして肺にまで入り込んで感染し、肺炎になってしまうのです。
がん、心臓病に続いて、肺炎は日本人の死亡原因の第3位を占めています。高齢者や慢性疾患を持っている方などは肺炎にかかりやすく、しかも治りにくい傾向がありますので注意を要します(肺炎で亡くなる方の約97%が65歳以上です)。
肺炎球菌ワクチンの接種で予防
※肺炎球菌ワクチンは予約制となります。
肺炎を予防するためにできることの一つとして、肺炎球菌ワクチンの接種があります。 肺炎の原因菌で最も多いと見られるのは、肺炎球菌です(成人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われます)。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます(※すべての肺炎を予防できるわけではありませんので、ワクチンを接種したからといっても、日常生活での感染予防は怠らないようにしましょう。
新しい肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」のご案内
~65歳以上の方へ 一生に一度の接種で肺炎をしっかり予防~
2025年、MSD社より新しい肺炎球菌ワクチン「キャップバックス筋注シリンジ(CAPVAXIVE)」が登場しました。 これまでのワクチンよりも多くの型に対応します。
キャップバックスの特徴
- ・原則一生に1回の接種でOK!
- ・免疫効果が長期間持続する
- ・21種類の肺炎球菌に対応(国内最多)
- ・COPD・喘息・間質性肺炎などの方にも有効
- ・国内外の臨床試験で有効性・安全性を確認済み
日本人の市中肺炎の約72%、侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の約80%をカバー。 従来のワクチンよりも広範囲に予防効果が期待されます。
【以下の方に「キャップバックス」の接種をおすすめしています】
- ・65歳以上の方
- ・18歳以上で呼吸器疾患(COPD・喘息・間質性肺炎など)をお持ちの方
過去に他の肺炎球菌ワクチンを接種された方も、1年以上経過していれば再接種可能です。
※なお、役所からのはがきは使用できません。全額自己負担となるのでご注意ください。
従来のワクチン“ニューモバックスNP”
接種は、1年を通じいつでも可能です。ただし5年以内に再接種を行うと、注射部位に痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。接種の年月日は、忘れないようにメモに残しておきましょう。
また、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがありますが、通常は2~3日で治まります。その他、熱っぽい、だるいなど、体調に変化が生じた場合は、すぐにご相談ください。
役所からはがきが届いた方は「ニューモバックスNP」の対象となります
65歳以上を対象とした成人用肺炎球菌ワクチンが「定期接種」(「予防接種法」に基づき、市町村が実施する予防接種)となりました。
※過去に肺炎球菌ワクチンを接種している方は対象外となります
接種時には、健康保険証や運転免許証など、住所と生年月日が確認できるものをお持ちください。
案内はがき・詳細については、 東大阪市のホームページをご覧ください。
肺炎球菌ワクチン接種は予約制となります。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、80歳までに約3人に1人に発症すると言われています。
体、顔、四肢などの左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが帯状に生じます。
発症すると、皮膚の症状だけでなく神経にも炎症を起こし、痛みが何年も残ってしまう帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
現在、50歳以上の方はワクチン接種で予防することができます。
ワクチンには2種類あり、効果や接種対象、接種回数、費用などが異なります。
① 弱毒生水痘ワクチン「ビケン」
1回接種、皮下注射、8,800円/回
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、2016年から帯状疱疹予防として認可されています。1回の接種ですみますが、有効率は約50%で、5年を超えると有効率が低下します。生ワクチンですので、免疫機能に異常のある病気の方や免疫抑制をきたす治療を受けている方は接種できません。
② サブユニットワクチン「シングリックス」
2回接種、筋肉注射、22,000円/回
2020年に認可され、ウイルスの感染性をもたない部分だけが含まれています(組換えワクチンと呼ばれます)。
2か月間隔で2回接種が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も9年後の時点でも確認されています。
注射部位の痛み・発赤・腫れや全身の筋肉痛・倦怠感などの副反応がでることがありますが、
重篤なものはほとんどないと言われています。
予防接種をご希望の際は、お気軽にお問合せください。
令和7年度インフルエンザ予防接種のご案内
当院では令和7年10月1日よりインフルエンザ予防接種を行います。
※3歳未満の方の接種は実施しておりません。
・予約は不要です。受付時間内に直接窓口までお越しください。
・新型コロナワクチンと同日接種可能です。
【受付時間】
診察開始時間から受付終了1時間前まで
【接種費用】
1)東大阪市在住で接種時に満65歳以上の方
2)東大阪市在住で接種時に満60歳から65歳未満で身体障害者手帳1級(心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能の障害による)を有する方、またはこれに準する方
●1,000円
3)上記以外の方
●3,300円
【持ち物】
身分証明書(健康保険証や運転免許証など)
令和7年度新型コロナワクチン接種のご案内
当院では令和7年10月1日より新型コロナワクチン接種を行います。
※12歳未満の方の接種は実施していません。
・予約は不要です。受付時間内に直接窓口までお越しください。
・インフルエンザ予防接種と同日接種可能です。
【受付時間】
診察開始時間から受付終了1時間前まで
【接種費用】
1)東大阪市在住で接種時に満65歳以上の方
2)東大阪市在住で接種時に満60歳から65歳未満で身体障害者手帳1級(心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能の障害による)を有する方、またはこれに準する方
●3,000円
3)上記以外の方
●14,500円
【持ち物】
身分証明書(健康保険証や運転免許証など)







